2018-08-24 ウロボロス・気・東洋医学 ユング派の著名な心理療法家であるノイマンの「意識の起源史」という本を読んでいます。 とてもスケールのおおきなテーマを扱っており、なかなかひとことでは言えないのですが、いち鍼灸師として日々の臨床にそくしてよんでゆくと、とても意義深いのです。 西洋医学、Scienceのもつ父性的な側面の素晴らしさと反面、切り捨てられてしまう側面が生じる理由がよくわかります。 現代医療にウロボロス的な「一」、「気」の世界がもつ母性との平衡、補償性に対する理解がぐっと深まります。