太陽とウォーキングと失眠とセロトニン
仕事柄、不眠症のことでよく患者さんから相談をうけるのですが、先日ある患者さんから「先生、単純によう歩いたらよう眠れますわー」という言葉に出会って、ふと頭にセロトニンという言葉が浮かびました。
セロトニン - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3
神経伝達物質の一つで、とくに抗うつ薬はこのセロトニンをふやす作用をもっています。幸せホルモンと呼ばれるところでしょう。
そして何も抗うつ薬を飲まなくても、セロトニンを増やすことができる方法があります。
それは太陽の光とリズム運動です。
つまり晴れた日にリズムよくウォーキングするとセロトニン分泌が活性化されて体内時計も整い、「ようけ歩いたらようけ眠れる」のです。
リズムよくトントンと歩くと踵のツボ、文字通り「失眠」という不眠のツボの刺激にもなりますね。頭に上がった気を足に降ろすのです。
夜が長くなる秋は気持ちのよい昼にリズムウォーキングで体のリズムをととのえられたらよいですね。