李鍼灸院

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難経3 脈と黄泉の国


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脉有太過.有不及.
有陰陽相乘.有覆.有溢.有關.有格.何謂也.
然.關之前者.陽之動.脉當見九分而浮.
過者.法曰太過.
減者.法曰不及.
遂上魚爲溢.爲外關内格.此陰乘之脉也.
關以後者.陰之動也.脉當見一寸而沈.
過者.法曰太過.
減者.法曰不及.
遂入尺爲覆.爲内關外格.此陽乘之脉也.
故曰覆溢.是其眞藏之脉.人不病而死也.

關は関で関所、カンヌキ


格は、突き出た枝から、いたる、ただすの意

 

溢は

水と、益(みちあふれる)であふれる


覆はおおうの意

 

爲外關内格.此陰乘之脉で

 

陰に乗るのです!子宮に向かうのです!


精、水の放出です


真ん中の関所から陽の部位(トポス)は外へ水


を放出させる方へ向けていて、


陰の部位(トポス)は内向きに絞る、絞り出す


方向へ


内關外格.此陽乘之脉はその反対です

 

太母の飲み込むイメージ


覆溢、覆い尽くされ、のみこまれて

 

陽という意識、生から死の世界へ


黄泉のほうです


眞藏之脉、真の蔵はあちらの世界


死のイデア


陽の生の世界の脈ではないということで


人不病而死也

 

です