李鍼灸院

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陰陽、五臓の神の物語


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医療人類学者にアーサークラインマンという

方がおられるのですが、↓

 

ケアをすることの意味: 病む人とともに在ることの心理学と医療人類学

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医療者は疾患(Disease)として扱う事象を、患者は病い(illness)として生きるという見方を提唱した。つまり、同じ事態に対してそれぞれが異なる物語を持っているということ、それらのいずれもが医療にとって重要であり、後者、病いとして生きる患者のナラティヴを重視する姿勢を示したのである。

source: wikipedia

 


ここほんと大事で、いわゆる病院で

 


押しつぶされていく声をどう拾うか

 


というところのはなし

 


ここからは物語的な知のあり方とか

 


サイエンス的な知のあり方をどうまとめて

 


ゆくのとか、いろいろ考えます

 


漢方的な知もまさに例外ではなく、

 


からだを多神教的なみかた、五臓の神さまの

 


あつまりとその物語のように、また

 


陰陽の物語のように

 


身体をよんでゆくとでもいいましょうか

 

 

 

何はともあれ

 


「先生、それそれ、そのへんで苦しいんやー」

 


と病の物語にピタリと接近できると

 


とてもおたがいにうれしいものです。🙂